ウエストワールド シーズン1 [第4話]
年 | 2016年 |
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話数 | 全10話 |
制作 | ブライアン・バーク、J・J・エイブラムス他 |
ウエストワールド シーズン1 第4話の覚え書きと感想です。以下全てネタバレですのでご注意。
主な登場人物
[ホスト]
ドロレス・アバナシー:農場の娘。
テディ:ドロレスの恋人。
メイヴ:娼館の女主人。
クレメンタイン:メイヴの娼館で働く娼婦。
ヘクター:無法者。
アーミスティス:ヘクターの仲間の無法者。全身に蛇の入れ墨がある。
ローレンス:無法者。黒服の男に付き合わされている。
[ゲスト]
黒服の男:ウエストワールドに30年通っている。
ウィリアム:ウエストワールドに初めて訪れた若い客。
ローガン:ウィリアムの友人でウエストワールド常連客。
[管理側]
ロバート・フォード:ウエストワールド創設者。
バーナード・ロウ:パークのプログラム責任者。
テレサ・カレン:パークの責任者の1人。
エルシー:パークのプログラマー。バーナードの部下。
スタッブス:パークの保安担当。
第4話「Dissonance Theory」
ドロレスに心ひかれたウィリアムは彼女と一緒にシナリオを回ることにする。迷路探しをする黒服の男は手がかりを辿るうちにワイアット探しをするテディと出会う。リーのシナリオを却下したフォードは自分が考案する新シナリオのために土地整備を進めていた。テレサが苦言を呈しても邪魔をしないでくれと釘を刺す。そしてフラッシュバックに悩むメイヴがヘクターから聞き出して確認したこととは…?
ドロレスとバーナードの秘密の会話がますます謎めいてきます。ドロレスに「迷路」というゲームを勧めるバーナード。これは黒服の男が探している迷路と同じものなのかな? 黒服の男も迷路探しをするうちにワイアットというキーワードに行き当たり、ワイアットシナリオをやってる最中のテディと合流するのですが、これはさて…。
4話ではウィリアムの冒険と黒服の男の迷路探しが平行して描かれていて、それがメインな感じ。ウィリアムはやっぱり優しい。友人のローガンも一緒にシナリオを回っているのですが、ローガンが好き放題にホストを殺そうとするのも嫌で止めに入る。それでローガンは運営側がウィリアム好みの女性ホストをよこしてくれたのだろうと推測し、客の好みに合わせて細かくサービスしてくれるウエストワールドはやっぱり良いと言う。
でも管理側ではフォードの新シナリオのせいでドロレスがループを外れたと言っていたけど。しかもドロレスが1人なのか誰かといるのか、それも分からないと。しかしウィリアムに付き添うドロレスを回収しに来る気配もないし、ウィリアム視点に立てば確かにサービスの一環に見えるし、それならドロレスもウィリアムも把握できてるはずだし、変だよね…。
そしてメイヴ。撃たれて回収される記憶がフラッシュバックして記憶から離れない。思わず記憶にある回収作業員の絵を描くが、床下から同じ絵が何枚も見つかり、自分は何回も同じフラッシュバックを繰り返して作業員の絵を描いていたことに気付く。自分は撃たれても殺されても治されてここに戻されている…! メイヴは強盗に来たヘクターに金庫の番号を教える代わりに、回収作業員についてヘクターが知っていることを聞く。腹部に銃弾が残されたまま戻された記憶が本当かどうか確かめるために自らの腹を切り裂いて確認するメイヴ。出てきた銃弾を見て、回収作業員は夢ではなく本当のことだったと確信する。
メイヴの物語はドロレスたちとはまた別のルートを辿っているようにも思えるんだけど、気のせいだろうか。