ザ・スーサイド・スクワッド "極" 悪党、集結

2021年
時間 132分
監督 ジェームズ・ガン

南米の島国で密かに行われていた地球外生命の実験施設"ヨトゥンヘイム"を破壊すべく、再び極悪人集団による特殊部隊スーサイド・スクワッドが結成された。島に上陸し、時に隠密に、時に派手な攻防戦を繰り広げながらヨトゥンヘイムを目指すスーサイド・スクワッドの超人たち。前回を上回るメンバーの数々が派遣されるも、作戦はスタート開始直後から波乱に満ちていた──。

あっはっはっはは、さすがジェームズ・ガン監督、ムッチャクチャながら面白い! 前作でこれっきりかと思ったスーサイド・スクワッドが帰ってきました。ただメンバーはほとんど入れ替わっていて、続投はハーレイ・クインとリック・フラッグ大佐とブーメランくらいかな。でもハーレイ・クインが出てれば世界観は保たれるという、改めてハーレイのキャラのすごさを思いました。

今作にはスーパーマンへの負の言及がないので、私もわだかまりなく楽しむことが出来てよかったです。メンバーの超人度合いは様々で、普通の人間が鍛えましたレベルから本当に"超"の付く能力を持っている者もいる。人外も混ざっており、イタチみたいなやつとかサメ人間がいて(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーみたい^^;)、その辺はこういう世界観なんだなあ、ラストにあんなのが出てきても納得と思わせてくれるのに一役買ってくれてます。

けっこう血しぶき飛びまくりでグロ描写も多いですが、コミカル調なのでそこは一種の様式(漫画の記号)みたいなもんだと思えば大丈夫。ハーレイのアクションで血しぶきを花に変えた演出は洒落っ気が効いてて粋でした。ハーレイがアクションする度に花が飛び散り、画面いっぱいに花吹雪が咲き乱れる。もう漫画のような…あ、元々コミックか。さてハーレイたちは無事ミッションをこなせるのか!?…ってところですが、序盤からまさかの展開があり、悪役たちのキャラぶりもあって、もうどこへ話が転んでもおかしくないわ状態で大いに楽しませてもらいました。

<ネタバレ>

映画冒頭、おもむろに登場する1人の男。彼はフラッグ大佐率いるスーサイド・スクワッドのメンバーとなり、問題の島へ。メンバーにはハーレイもブーメランもいたので、これが今作で活躍するメンバーなのだと何の疑いも持たずに見る。ところが、チームは上陸作戦失敗であっという間にほぼ全滅、さも主人公かと思わせた冒頭の男もアマンダ司令官に「使えない」とさっさと消されてしまう。終了。って、え!? ちょ、ちょっと待…

いや~前知識一切なしで見るのってホントいいですね~DCコミックに詳しくないのってホントいいですね~見事にやられましたわ、ジェームズ・ガン監督! ここからおもむろに第2のメンバー招集の画面に。スーサイド・スクワッド、2部隊いたのかよ! で、2部隊目がメインチームだったんですかよ! そしてメンバーの整理が行われて、奇跡的に助かったフラッグ大佐、捕虜になったが逃げ出したハーレイ・クイン、第2チームのリーダー・ブラッドスポート(デュポア)、スナイパー・ピースメーカー、ネズミ使いラットキャッチャー2(クレオ)、水玉男ポルカドットマン、サメ人間ナナウエが今回のスーサイド・スクワッドメンバーとなる。

ヨトゥンヘイムでは宇宙巨大ヒトデが研究されていたが、施設の破壊でこいつが暴れ出して今作ついに怪獣映画になる!! ええ、どう見ても怪獣映画でしたわ、ゴジラが来ても驚きませんわ、モスラとラドンも呼んで宇宙怪獣キングヒトデと戦わなきゃですわ! 実はこの怪獣研究の裏にはアメリカが絡んでてアマンダはもみ消ししたかったとか何とかありましたけど、キングヒトデ(正しい名称はスターロらしいが^^;)の怪獣映画ぶりが面白すぎて、もはやそんなことどうでもよくなってましたわ(笑。

ゴジラもいないのに怪獣に立ち向かうデュポアたち、かっこよすぎる。クレオのネズミたちも大活躍。この辺は彼らを通じて底辺で頑張る人たちへのエールにもなっていた気がします。痛快な1本でした。

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