メン・イン・ブラック2(MIB2)

2002年
時間 88分
監督 バリー・ソネンフェルド

前作から5年。JはMIBの腕利きエージェントになっていた。そんな時、カイロス星人のサーリーナが「ザルタの光」を求めて地球にやってくる。「ザルタの光」は24年前にザルタ星の王女からMIBに託されたもので当時の担当はKだった。「ザルタの光」の行方を知っているのはKだけだが、肝心のKは引退しておりMIB時代の記憶もない。JはKの記憶を戻してMIBに復帰させ、「ザルタの光」の真相解明に当たろうとするのだが…。

前作MIBの続編です。引退したKが復帰、またJとのコンビを見せてくれます。なお、前作のラストでMIBになったLことローレルは検視官に戻ってしまい(ローレルとのコンビも見たかったのに残念)、Jは他の相棒とも続かず、とうとうパグ犬型宇宙人のフランクを相棒にさせられてしまう状況。目下人間の相棒不在状態のJですが、続編を作るならここはやっぱりKが相棒にならなきゃ!ですものね。

で、そのKですが、田舎の郵便局で働いてました。どうやってKの記憶を戻すのかな?と思ったら、記憶を消すニューラライザーがあるなら、記憶を戻せるデニューラライザーというものがあるそうで…。しかしここでサクサクとKの記憶が戻ったら盛り上がらないので、そこは都合よくアクシデントがあってMIBの記憶は戻っても肝心の「ザルタの光」の記憶は戻らない!「ザルタの光」って何なんだ!になるのですね。しかしさすがはK、記憶をなくした場合も想定してヒントを残していた。が、このヒントが回りくどくて、KとJが「ザルタの光」の謎を追ってる間にMIBの本拠地がサーリーナの襲撃を受けたり、色々と大変なことに。

今作にも変?な宇宙人、たくさん出てきて楽しませてくれます。冒頭の巨大ミミズくんも大変そうなヤツですが、女性に化けてるサーリーナも本体は触手うねうねタイプ。エイリアンっぽく攻めてくれます。ユーモアポイントも多く、サーリーナの宇宙船が公園に到着してカメラが引いて犬と遭遇するところとか、ロッカーに住んでるやつらとか、パグ犬とのコンビぶりとか、Kの昔の部屋とか、もうこの辺はテンポと演出の妙なので、見るしかないです(笑。

<ネタバレ>

サーリーナはまずザルタ星人から攻める。サーリーナが襲撃に来て、ピザ屋の店主がザルタ星人だと分かったバイトのローラは大仰天。"ザルタ星人殺人事件"で目撃者のローラから事情徴収するJですが、何となくいい雰囲気に。ローラに「ピカッ」を躊躇するJ。だが、実はローラこそ「ザルタの光」そのものだった。「ザルタの光」とはザルタの王女ロラーナの娘だったのですね。ローラ本人はそのことを知らず、地球人だと思って暮らしていたわけですが、そうなるとピザ屋店主もローラを影から守護する役目だったのだろうな。

Kはヒントで辿り着いたビデオを見て全てを思い出す。24年前、サーリーナには「ザルタの光」を宇宙に飛ばしたと見せかけて、実は地球でローラを預かっていた。ローラがザルタに戻るその日まで。ロッカーの宇宙人に預けた時計にはローラがザルタに戻るタイムリミットが刻まれていた。その時刻にローラが戻らないと、地球が爆破されるという!?

ということで、時刻になったらローラはザルタ星に帰らなければいけないのですが、これはせっかくいい雰囲気になったJとローラには辛い別れでしたね…。Kはビデオの時点で分かっていたが、リミットギリギリになるまでJにローラの正体を明かさなかった。ローラを引き留めるわけにはいかなかったから仕方なくだったろうけど。ところで、ローラの父親は誰?というのは見た人の想像にお任せってことでいいんでしょうね。

突っ込みどころはありましたが、JとKのコンビ復活を楽しめたので良しとします。MIB定番の活躍だけでなく、全体に散りばめられてる小ネタ、ユーモアのセンスなどコミカルな楽しみどころも多く、気軽に楽しめるエンターテイメント!てところがいいのです。