スカイスクレイパー

2018年
時間 102分
監督 ローソン・マーシャル・サーバー

10年前の事件で片足を失ったウィル・ソーヤーはFBI退職後、小さいながらもセキュリティ会社を立ち上げて妻と双子の子どもたちと暮らしていた。FBI時代の友人ベンから香港の高層ビルのセキュリティの仕事を紹介されるが、その裏にはビルオーナーを狙う者の陰謀があった。攻撃者が炎上させた高層ビルの中には妻と子どもたちが! 家族を救うためにウィルは単身、超高層ビルへ飛び移る!

映画館で見たパンフレットで興味を引き、BDが出てからレンタルで鑑賞したのですが…。

これは映画館の大スクリーンで3Dで見るべき映画でしたね!

ストーリーは粗筋そのまんまで、超高層ビルに取り残された家族を救え!というもの。見どころの1つと思われるクレーンからビルへ飛び移る時とか、堕ちそうになって下を見下ろすシーンとか、映画館で3Dで見たらギャー!怖い!怖い!と楽しめたろうに…。それでもドウェイン・ジョンソンをいっぱい楽しめたので良しとします(^^;。

炎上する前の超高層ビル「パール」を楽しむシーンがもっとあればよかったな(一般の人が楽しんでる様子とか)。普通のビルじゃなくて未来を先取りしたような設備や施設が充実してたから、そういう部分ももっと見せてほしかったような。あのレベルの規模だと、燃やさなくてもビルの中で追いかけっこをするだけでも面白いアクションサスペンスになりそうだし。燃えてからは3D向きの描写が多いですが、ボタたちとの絡みもあり、家族がバラバラになってハラハラさせたり、前半の伏線が後半で生きる展開になってたり等、工夫もあったので2Dでも十分楽しめました。

基本的にはウィルとその家族の救出、ビルオーナーのジャオ・ジンと彼の敵対勢力との抗争が中心で、彼ら以外の人たちは全員避難した後が話の本番となるので、ビルパニックものとは少し違うという印象を持ちました。高い所でのアクションを楽しむ作品ですね。

<ネタバレ>

FBI時代の親友ベンが裏切っていた。ウィルをセキュリティ担当にしたのはビルを制御するタブレットを盗むためだった。ベンとウィルの背景に10年前の事件を絡ませ、その時の思いがベンの中にあったから─という仕込みのおかげで2人の格闘は迫力ありました。攻撃者コレス・ボタはジャオが掴んだ自分たちの弱みを取り返すためにビルを炎上させてジャオを追い込む作戦だったようす。あんなすごいビルを燃やしてしまうなんて、あああもったいない…と思ってしまう私は貧乏性(笑。

ジャオの側近にも何か怪しげな人がいるなあ?と思っていたらやっぱりスパイ混じってましたね。パールの球体の中(最上階)がラストバトルの舞台になって、ここで燃える前に見せてもらった鏡の部屋マジックみたいな装置が上手く生きることに。無事地上に逃れたウィルの妻サラがボタの地上部隊から制御タブレットを奪い返し、「再起動」で無事システム復旧。これも冒頭のスマホの伏線回収なのですが、あんな複雑そうなシステムが再起動だけで簡単に復旧するかどうかはともかく、メカ音痴には最近の何やらは動きがおかしくなったら取りあえず再起動しとけ、という教えにはなってていいかも。