ジオストーム

2017年(日本公開は2018年)
時間 109分
監督 ディーン・デヴリン

世界中の気象をコントロールする気象衛星ダッチボーイが完成し、世界は異常気象から守られるようになった。3年後、衛星の管理権がアメリカから国連に手渡される直前、ダッチボーイに異常が発生し、世界各地で異常気象が発生、このままだと世界中が異常気象に飲み込まれるジオストームが起きてしまう。ダッチボーイの設計者ジェイクは衛星の異常を直すために3年ぶりに宇宙ステーションに向かうことになるが…。

2台目のBDレコーダーをスカパーに登録したおかげでスターチャンネルが16日間無料で見られるようになって嬉しい年明けです。ということで、スターチャンネルで鑑賞。面白かったです。こういうの好きです。ディザスタームービーなんですが、もちろん異常気象の映像も見応えあるんですけど(銀座出て来ます)、本当のメインはディザスターの裏にある衛星異常の真相を探すミッションとサスペンスですかね。主人公のジェイクは衛星(宇宙)で、ジェイクの弟のマックスは地上で、兄弟2人が連携して危機回避アクションを披露。マックスの恋人で大統領シークレットサービスのサラもかっこいい。

パニック映画の王道を素直に捻らず描いてるので、先が読めちゃう安心感みたいなのはあるし、ラストはいかにもご都合主義なハッピーエンドですが、でもそこがいい。去年は笑い事でなく災害が多かったし、自然災害を衛星でコントロール出来たらいいな、というのは実現出来たら嬉しい夢だと思います。しかし夢の実現には問題もつきもの。科学で何でも出来る時代だからこそ、実際にそんなシステムが出来たらそこにはどんな問題が出てくるのかを考えるのは大切なことだと思う。これはその想定しうる問題の1つをシミュレーションした映画だとも言えます。

<ネタバレ>

やっぱりシステムに異常を起こさせた犯人は人間か…となるのですが(システムのせいではなかった)、いつの時代も新しい発明を悪用する人間が出てくるのは世の常。この作品の犯人の目的が陳腐なものであっても、そこは問題じゃない。新しい発明にはそういう可能性が常にあることを忘れちゃ駄目だよーというのが、こういう作品の存在意義ですかね。

犯人は誰だ!ジオストーム回避は間に合うのか!なサスペンスを描く裏で、兄弟のしこりと和解のドラマも描かれてます。兄より優秀な弟にダッチボーイ責任者をクビにされて腐っていたジェイクですが、危機回避のために団結する展開はお約束でもやっぱりいい。王道を外れず悪者が悪者として捕まり主人公が生還するお話は気持ちがいい。大作らしさも楽しめて満足の1本でした。

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