ニンジャバットマン
年 | 2018年 |
---|---|
時間 | 85分 |
監督 | 水崎淳平 |
ゴリラ・グロッドの発明した時空震エンジンが発動し、バットマンとヴィランたちが日本の戦国時代に飛ばされてしまう。そこではジョーカーが尾張の国を乗っ取り、他のヴィランたちも各地の城主となり暴れ放題になっていた。バットマンは忍者を味方につけ、忍者バットマンとなってジョーカーたちに立ち向かう。戦国時代を舞台に繰り広げられる超絶バトル。バットマンはヴィランたちを倒し現在に戻ってこれるのか!?
3DCGアニメということで、どれくらいグリグリ動くのかなと思っていたら、浮世絵ふうの背景・演出で思っていたよりは3DCDぽさは少なめでした。シーンによっては意図的に紙芝居ふうにした?と思われる所もありましたが、さすがにアクションシーンはよく動いてくれて迫力ありました。私が知ってる悪役はジョーカー・ハーレイクイン・ツゥーフェイスくらいだったので、こんな悪役いたんだーと楽しませてもらいました。
<ネタバレ>
キャラたちは真剣にシリアスに演じてるのに、笑える、笑う(爆笑。城から手が出て来た時点でヤバイと思いましたが、どの城も動くんですね。果ては変形して巨大ロボ化、城どうしが戦い合うという空前絶後の展開に。そして最後はそう来たらお約束?の5つの城全部が合体して超巨大ロボにへんし~ん! またこの合体巨大ロボが戦隊ものの合体ロボを意識したような形・デザインで(エヴァみたいな洗練された形ではないという意味です)、見てるだけでもお腹がよじれて困った(笑。バットマン側も負けてない。猿軍団が合体巨大化、そこにコウモリ軍団が加わって巨大バットマン出現! 城合体巨大ロボと猿コウモリ合体巨大バットマンの大バトル! ここまでブッ飛ばされるともう何を言う気力もなくなります…(^^;。
誰がこんな企画考えたんだと思いつつ、めっちゃ楽しませてもらいました。
こういう作品には突っ込みは野暮ですね。最初の方でやられっ放しのバットマンに「もう少し考えて行動しろよ…」と言いたくなったけど、城が戦いだしてからは、もうそんなことどーでもよくなりましたわ。でもバットマンでもダークなだけでなく、こういうことも出来るのだなと見直しましたですよ(褒め言葉です)。