ランペイジ 巨獣大乱闘

2018年
時間 107分
監督 ブラッド・ペイトン

エナジン社の宇宙ステーションが事故で爆発し、研究中のサンプルが地球に落下する。それは生物を巨大化させるものだった…。霊長類学者デイビスと仲良くしていたゴリラのジョージがサンプルに感染して大きくなり始め、さらに巨大オオカミ、巨大ワニまで出現してシカゴは大騒ぎになる。

巨大動物が暴れ回る映画だと思っていたので、いきなりゼロ・グラビティみたいな画面から始まった時は一瞬焦りました。見る映画間違えたか?と。大丈夫でした、問題の巨大化する研究が宇宙ステーション内で行われていてそれが地上に落ちたという前振りでした。というか、何故宇宙ステーションで研究を…いや、その手の突っ込みはなしですね、この類の映画では(汗。

不運にも大きくなってしまうゴリラのジョージくんはアルビノという設定。ま、確かに普通の色よりは印象強いですよね。主人公格だし。頭が良くて人間の学者(学者には見えない体格してますが;中身ドウェイン・ジョンソンだし)と友だちで、身振り手振りで意思疎通も出来る。「巨大化」の発想は魚などの無限成長からきているらしい? 金魚も飼い続けると巨大化して金魚に見えなくなってきますよね。鉢を大きくすると鉢の大きさに合わせてどこまでも成長するという話を聞いたことがありますが、まあ限界はあるのでしょうけど、水中の生物にはそういう傾向があるようです。今作ではそれに他の生物の特徴も入れて巨大化&凶暴化するお薬を開発しました!ということのようです。

さて、そんな賢いジョージくんだけど、巨大化のせいで自分を忘れて凶暴になってしまいます。ジョージは自分を取り戻すことが出来るのか!? 宇宙から散らばったサンプルは他にも落ちてて、オオカミ(ラルフ)とワニ(リジー)も巨大化。3大巨大獣の戦いが始まります。見た後で知ったのですが、これは「RAMPAGE」というアーケードゲームを元にした映画だそうで、ジョージ・ラルフ・リジーはゲーム中のキャラなのだそうです。ゲームはただ巨大生物が暴れ回るだけでストーリー性はないそうなので、お話はこの映画のためのオリジナルということになりますね。

それでジョージの親友の学者デイビスがジョージを助けようと奮戦するのですが、もう素直に怪獣映画です。ワニのリジーなんて本当に怪獣にしか見えないよー。それらが昔の東宝っぽい勢いで暴れてくれるから、もう面白い、面白い。こういう作品は考えちゃ駄目だ、素直に楽しめばいいんだっ(笑。ただ暴れるだけでなく、ジョージとデイビスの友情も熱くて(デイビス先生も4番目の怪獣かって勢いで戦ってくれるし^^;)、ぐっときます。個人的にはこの映画で最高の漢はジョージですねっ、ジョージがだんだんいい男に見えてくるのは猿の惑星のシーザーと同じマジックか。最近の怪獣ものが物足りない人へ、足りない分を補完してくれるような映画です。

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