遊星からの物体X | 遊星からの物体X ファーストコンタクト
遊星からの物体X | ファーストコンタクト | |
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年 | 1982年 | 2012年(日本公開年) |
時間 | 109分 | 104分 |
監督 | ジョン・カーペンター | マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・ジュニア |
ムービープラスでやってたのに引っかかり、2作品続けてコンプリしてしまったのでメモ。まだどちらも未見の方は、以下全てネタバレになりますのでご注意。
遊星からの物体X
冬の南極大陸。1匹の犬が雪原を逃げる。その犬を追って攻撃するヘリコプター。それはノルウェー基地から来たヘリだったが墜落してしまう。アメリカ基地の隊員がノルウェー基地で何があったのか調べに行くと、そこには焼け落ちた基地と異様な姿の隊員たちの死骸があった。ノルウェー基地から記録テープと死骸を持ち帰って調べることになるが、その夜、逃げてきた犬が異様な姿に変形するのだった──。
これまで見たことなくてもタイトルは知ってました。どういう話なのか大体のところも。閉ざされた空間でのパニックホラーものですね。犬にとりついてやってきた「X」は他の生物にとりついて成りすますことが出来る。もちろん人間にも。だから「X」を逃がすと全人類がそいつに同化されてしまう。「X」を外に逃がしてはいけない。しかし基地内では既に犬から人間へ「X」が広がっており、誰が「X」なのか分からないのね。おかげで疑心暗鬼が渦巻く。それで色々な攻防戦があるわけですよ。ここはもう何も考えずにハラハラドキドキして楽しみました。怖いよ~。
この疑心暗鬼が見る者まで取り込むので、ラストも本当に終わったのかなーという恐怖を引きずる。これがこの作品の本当の怖さかも。
遊星からの物体X ファーストコンタクト
南極でノルウェー隊が氷の下から巨大な宇宙船を発見する。ところが氷漬けだった地球外生命体が蘇生し逃げ出してしまう。逃げ出したそれは犬や隊員たちにとりつき、ノルウェー基地は恐怖に包まれるのだった。
「遊星からの物体X」の前日譚です。1982年版の冒頭のヘリが犬を追いかけるシーンになるまでを描いています。1982年版から見たため結果はもう分かっているので、どうしてそうなったのか?という方向へ興味が向きます。そこは上手く整合性をとって描いてくれているので、なるほどあれがそうなったのかー、これがこうだったのかーという楽しみ方が出来ます。
先にファーストコンタクトを見てから1982年版を見ればまた違う楽しみ方が出来るかもしれませんね。そのまま続きから見られることになるのだし。私はたまたま公開順になりましたが、ファーストから見る(時系列順に見る)のもそれはそれで良さそう。