エイリアンシリーズ

エイリアン BD

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79~98年 1979年 1986年 1992年 1998年
時間 117分 137分 114分 109分
監督 リドリー・スコット ジェームズ・キャメロン デヴィッド・フィンチャー ジャン=ピエール・ジュネ

宇宙貨物船ノストロモ号は地球へ帰還する途中、未知の信号派を受信し、クルーたちはコールドスリープから起こされる。知的生命体の可能性があるとして発信源の惑星に降りて調査を始めるクルーたち。そこに現れたのは不思議な形をした宇宙船だった。発信源を求めて宇宙船の中に入るクルーたちだが、そこで発見したものは…。

子どもたちが中高生だった頃、エイリアンvsプレデターを見た流れで「エイリアン」が見たいという話になり、家にあるビデオとレンタルを取り混ぜて家族で鑑賞することになりました。以下は当時の様子です。別ブログに載せていたものですが、記録としても面白いのでここに再掲します。子どもたちの感想も交えてのレビューとなっています。

■エイリアン

最初のエイリアン。私はこれを封切時に映画館で見ています。家の中から発掘された古いビデオテープで鑑賞。
公開時、映画館で見た時はそりゃもう怖さの方が先にたって、他のところまでは気が回らなかったですが、今回あらためて見てみたら作品としてもよく出来ていたんだなあと思いました。ストーリーを知っていてもドキドキしてしまう見せ方と演出はさすが。SFとしてもホラーとしても完成度の高い一級品で楽しめます。

*後年、BDを購入しました。

■エイリアン2

これも家の中から発掘された古いビデオで鑑賞。
実は2は1ほど内容をよく覚えていなかったので、1以上に新鮮な気持ちで楽しめました。始まり方ですら忘れていたもんなあ~。覚えていたのはラストで主人公のリプリーが機械に乗って戦うところくらいで。ちなみにこのシーン、子どもたちに言わせると、

兄「最後は巨大ロボvs巨大怪獣かよ~」
弟「そこまで大きくないよ」

言われてみればそうとも見えるかも…。でもアレはロボットじゃないだろう。実務用だから装甲ともちょっと違うし。足付き作業用アーム…ですか??

1がジワジワと来る「静」の恐怖なら、2は「動」のバトルですね。エイリアンもいっぱいいるし、本来のエンターテイメントという感じ。ストーリー的には「やっぱり」なお人もいるので、ここは1から続けて見た方が疑心暗鬼度も増してよろしいかと。

*後年、スカパーから録画しBD保存しました。

■エイリアン3

3は家になかったのでレンタルビデオを借りてきて見ました。
賛否両論あるようですが、あの始まり方は私はちょっと納得がいかない派でした。あれでは2でリプリーがしたことの意味がなくなってしまう。ニュートは2のテーマの鍵となる人物だったのだから、どうしてもそうしたかったのなら、それに見合うだけの理由が必要だったと思います。そもそもあの話運びなら、彼女が登場する必然性すらなかったと思うんですが…。

舞台も囚人の星ってことで、皆さん多少なりとも悟りを開かれているのか、パニック度も怖がり度も1・2ほどではなかったような。ラストはそうなるように作られていたので、あれでよかったんだろうと思います。初っ端の設定で気持ちが躓いてなかったらもっと楽しめただろうに残念。

3・4を一緒に借りてきた状態で見たので、3を見終わった後、子どもたち驚愕。
「完全に終っちゃったんじゃん!」
「これでどうやって4に続くの…??」

というわけで、我々も謎を秘めた!?エイリアン4に突入!

■エイリアン4

さて、いよいよシリーズラスト! これもレンタルビデオで。
もはやエイリアンよりも「リプリーの謎の解明」の方に気持ち集中の子どもたち(笑。4は3から200年後ということで、設定も吹っ切れていたので、見る方も吹っ切れて素直に楽しめました。クローンリプリー、最高~! エイリアンの力を持つ人間って、スパイダーマンより凄いぞッ! というか、リプリーの血、怖すぎ。何でも溶かしちゃう強酸性の血って、最強でないかい? これからはエイリアンじゃなくて「エイリアンウーマン・リプリー」でヒーローものを…(違。

それにつけても、全編通じて懲りもせず反省もせず同じ過ちを繰り返し続ける某企業や研究者たちの愚かさよ…。4作全部見終わった後の子どもたちの感想。

「一番怖いのはエイリアンじゃなくて人間だった」

そこにたどり着けたなら、このシリーズを見た甲斐もあったというものですかね。

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