スパイダーマン シリーズ(サム・ライミ版)

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2002年 2004年 2007年
時間 121分 127分 139分
監督 サム・ライミ

スパイダーマンも大好きな映画です。原作のアメリカンコミックは古くから知られているもので、日本でもアニメや実写版などで紹介されてきた有名なヒーローです。実は、子どもの頃に池上遼一の描いた「漫画版スパイダーマン」を見たことがありまして。掲載雑誌は忘れてしまったけど、確か連載第1回目で、主人公(なんと日本人の学生になっていた)が蜘蛛にかまれて特殊能力を身につけ、自分でヒーローの服を縫っていた(!)ところが印象に残っています。そう、スパイダーマンはそんな身近さを持つ、一味違うヒーローなんです。

スパイダーマン

ピーター・パーカーは科学好きな大人しい高校生。ある日、見学先で新種の蜘蛛に噛まれ、蜘蛛の能力を身に着けることになる。最初はその能力を自分のために使おうとするピーターだったが、伯父の死をきっかけにスーパーヒーローとして活動することを決意する。そんなピーターの元にグリーン・ゴブリンが敵となって立ちはだかるが…。

歴史の古いヒーローの割には2002年にこの作品が出来るまでは映画化されてなかったみたいです!? 映画館には行けなかったので、レンタルで鑑賞した作品。とてもお気に入りになって、何回もレンタルして数回見返し、ついにはBDボックスを購入するに至りました。全体の構成がよく出来ており、主人公がヒーローをやるようになる過程が丁寧に描かれているので、無理なくスパイダーマンの世界に入っていけます。作りが素直に上手いなあ、と思う。切なさのさじ加減もよろしい。スパイダーマン自身もですが、敵(グリーン・ゴブリン)も共に人間ということが身近さを感じさせ、いかにも漫画っぽい設定ながらも感情移入できてしまうのが面白いところ。

スパイダーマンの「飛び方」はスーパーマンとは違って独特のアクションですが(蜘蛛の糸を放ちながらビルからビルへと渡っていくので、一瞬、体操の選手か!?と思ってしまう)、スピードとリズム感があって気持ちいいです。

それにしてもピーターくん、絵、上手いですね。あれだけ描けたらイラストレーターでも食べていけるぞ~と思ってしまったのは私だけか(笑。

スパイダーマン2

グリーン・ゴブリン戦から2年。大学生になったピーターは尊敬する科学者オクタビアスとの出会いを果たすが、彼は実験の失敗でドクター・オクトパスになってしまう。一方スパイダーマンの能力が消えかかり悩んでいたピーターだったが…。

こちらは念願の映画館での鑑賞を果たせました。大画面で見ると、スパイダーマンのかっこよさも倍加され、見ていて爽快で気持ちいいのなんの。ヒーロー・アクションものには、この「動きで魅せるかっこよさ」が必要不可欠。それを十二分に満たしてくれた上で、ドラマの部分もしっかり作りこまれているので見ごたえがあります。

こちらも1と同様、作品世界のスケールはそんなに大きくないのですが(宇宙規模とかに広がっていったりはしない)、あくまでも人と人との対決になっているところがいい。バトルの横糸にピーターの悩みが縦糸となって絡み、幼馴染みのMJへの恋、親友ハリーとの関係など、ドラマ部分もよく動いており、だから最後にはオクトパスも人の心を取り戻せたのだろうと。

私的には大ヒット作品。クラッと来るかっこよさと何とも言えない切なさのバランス感覚が思いっきりツボにハマってくれました。続編で更に素敵になる、というのも嬉しいですね。

スパイダーマン3

MJと交際しながらスパイダーマンとしても活躍し、順調な生活を送っていたピーター。だが、空から黒いスライムが落ちてきてピーターを取り込み、そこから全てが狂ってくる…。ピーターは何とかスライムを追い払うが、スライムは新たな宿主を見つけ、ヴェノムになる。サンドマンと共にスパイダーマンに挑むヴェノム。スパイダーマンは勝てるのか──。

これも無事映画館で見ることが出来ました。やっぱりスパイダーマンはいいですね~。忙しい時でも最高の気分転換になる。スパイダーマンのビルからビルへ飛ぶアクションは見てるだけで癒されます。

今回はハリーとピーターの友情に素直に感動してました。ハリーも色々あったけど、最後はスパイダーマンのために駆けつけてくれた。もう主役はハリーか!?と突っ込みたくなるようなかっこよさでウルウル。敵が多かった分話がやや複雑になってますが、ドラマの作り込みは今回もしっかりしてます。今回のメインの敵はサンドマンなんですが、根はいい人なので、バトルを盛り上げるためにヴェノムが引っ張り役を担うことになったのかな?と思いました。

*実はこの後スパイダーマン4が計画されていたようですが、諸事情で中止になりました。けど、この3作目できれいに完結できていると思うので(1作目の伯父の件を回収して解決できている)、サム・ライミ版スパイダーマン3部作として満足しています。

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Author:TAEKO
洋画・SFを中心に映画や本の感想をきままに書いてます。ネタバレあり。...more≫

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