小さき勇者たち~ガメラ

2006年
時間 96分
監督 田﨑竜太

三重県志摩に住む少年透はある日赤い光に誘われて赤い石と卵を発見、卵からかえった亀をトトと名付けて育てる。トトには空中に浮かぶ不思議な力があったが、1mを超えて成長した後、いなくなってしまう。だがトトは透がジーダスに襲われた時、助けにきてくれた。更に大きくなっていたトトを見て、やっぱりトトはガメラだと確信する透だが…。

ガメラもゴジラ同様小さい頃からずーっと見てきた思い出深いキャラ。記憶に残っている敵役はやっぱりギャオスからかなあ。バイラス、ギロン、ジグラも見たことがある気がする…。懐かしいです。あの頃のガメラは子どもの味方で、子どものいうことなら聞いてくれて、戦ってくれた。それが平成になって怖いガメラになって復活し、昭和の頃とはちょっと違う路線に行ってましたが、今回再び子どもたちにガメラが帰ってきた!という感じです。

まず、どこまでも徹底して子どもの視点から描いているのがいい。そしてまた子どもたちの演技が上手い…。島で拾ったタマゴから小さな亀が孵る。主人公の男の子はその亀に「トト」と名付ける。友だちの男の子たちも隣の女の子も皆トトと友だちになる。トトと子どもたちの交流をじっくり描いてくれてるので、後半の怪獣バトル状態になっても「トトはガメラじゃない、友だちなんだ!」が生きてくるんですね。

子どもたちが理屈ぬきでトトのために走る姿にはもう素直に涙してしまいました。怪獣映画でこんなピュアで美しいものを見せてもらえるとは思わなかったので見事に不意を突かれた感じ。昭和のガメラともまた違う新しい作品だと思いました。

そしてまたトトがかわいいんですね。前半は本物の亀が演じているんですが、CGがいくら発達しても本物ならではの存在感と「生きてる感」には到底かなわないよな~と思わされました。ちなみにモデルになったケヅメリクガメは成長すると40cmくらいにもなり、中には80cmにも達するのもあるそうな…。素でガメラですね、これは。

ガメラに成長した後半の姿(顔)がちょっとかわい過ぎないか~とも思うけど、このストーリーなら許そう。平成ガメラのハードなイメージとはまた全然傾向が違いますが、とても心温まるいいお話です。

余談。
個人的には名古屋が舞台なのも良し! はい、実は名古屋出身でして、うわー名古屋駅前だー、地下街だー、と映画画面で里帰りもさせてもらっいました。

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Author:TAEKO
洋画・SFを中心に映画や本の感想をきままに書いてます。ネタバレあり。...more≫

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