エイリアンVSプレデター

2004年
時間 101分
監督 ポール・W・S・アンダーソン

人工衛星が南極で謎の熱源を観測。熱源は氷の下の古代のピラミッドから発せられていた。ウェイランド社は調査チームを組み、南極へ派遣。だがその古代ピラミッドはプレデターの成人の儀式のためのものだった。儀式を始めるためエイリアンの女王が眠りから覚まされ卵を産み始める。プレデターとエイリアンの戦いに巻き込まれた調査チームの運命はいかに──。

実はプレデターはまともに見たことがないので(洋画劇場とかでチラッと見た程度)、プレデターについてはよく知らないのです。せいぜい「姿消したり現したり出来る怪物」だという印象を持っていた程度。エイリアンは全作見ているんですけどね。自分でも何故これを借りたか分からないのですが、何かの拍子というかついでというか…そんな感じで手が出たんだろうなあ。

今回記事をリライトするために改めてレンタルで見直してみたのですが、やっぱりプレデターの文明度、凄い。高テクノロジーな宇宙船でやってきて、人間なんか及びもつかないハイテクな機器を使い、地球人の言葉も難なく翻訳&理解できるし、そんな高度な文明持ってて何故エイリアンと肉弾戦するか…と思うけど、それが彼らの伝統文化なのね。姿を消すのはスーツの力(光学迷彩?)で彼らの肉体にそんな力があるわけではないのね。これなら人間と交流できたって変じゃないですよね。

文化があれば当然、行動には文化に基づく理由があるわけで、病人は殺さない、戦士には礼を尽くす等、エイリアンとは違う「知」があります。ただ、戦士には全力で立ち向かうのが彼らの礼儀なので、戦士と見なされたら容赦なく殺されますのでご注意。病人でも敵意を見せたら戦士扱いになってしまうようです。せっかく病人認定され見逃してもらえたのに下手に立ち向かうから、社長…(哀。

<ネタバレ>
100年に1回南極のピラミッドで成人の儀式をするプレデター。儀式の相手はエイリアン。エイリアンを倒さないと一人前になれないだなんて、地球人から見たら大変過ぎですが、プレデターにとってはそういうものなんだろうな…。しかしさしものプレデターも自分の惑星にエイリアンを持ち込むのは嫌みたいで他の惑星(地球とか)に儀式の場を作る(こちらにしたら大迷惑ですが;;)。

ただ今回はエイリアンの卵を産み付ける目的でおびき寄せた人間に武器を盗まれたのが彼らの誤算だったか。地球人だってそうと分かってれば手を出さなかったのに、おかげで本来ならさっさとエイリアンを倒せたはずの若者プレデターたちが手こずることになり、双方共に悲惨なことに。終盤、武器をプレデターに返した女性ガイドとプレデターが共闘してエイリアンに立ち向かうところは面白かった。プレデター、「いい人」じゃないですかー。こういう展開をされるとプレデターに感情移入してしまう人間なので、ラストはギャーでしたわ…(そうくるとは思ったけどそうきて欲しくなかった、みたいな)。

*プレデターはこれでしか知らないので、本家?プレデターファンから見たらトンチンカンなことを書いてるかもしれません。すみません。