白鹿亭綺譚

著者 アーサー・C・クラーク

アーサー・C・クラークの短編集です。実家から発掘しました。これを読む前に「幼年期の終り」を読んだのですが、続きでこれを読んでしまったがために予想外の衝撃を受けることに(笑。

「幼年期の終り」を書いたのと同じ人が書いたとは思われん~~。

「SF版ほら話」という趣向なのですが、オチのくだらなさに肩の力が抜ける…。でも好きです。こういうの、大好きです~。

クラークも男だったのね!と別の意味で感動してしまった「特許出願中」。原子力研究所で起こった事故とは!?と一瞬怖い展開ながらその結末は…な「臨界量」。他、全部で15話の短編が入ってます。どの話も頁数が短いのですぐ読める。その分テンポがよくてキレもいい。軽く読んで笑って楽しむ作品。

それに各話のSF小ネタが楽しい。小ネタに留めるのが惜しいような発想が、しょうもないオチのために使われる贅沢さ。人類、別に進化しなくたって、今のままで十分よろしいんじゃないですか~?と思ってしまう私なのでした。

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