ウエストワールド シーズン1 [第1話]

2016年
話数 全10話
制作 ブライアン・バーク、J・J・エイブラムス他

1973年の映画「ウエストワールド」を元に2016年から放映されたテレビシリーズ作品。本家映画もですが、このテレビシリーズにも衝撃を受けたのでレビューという形で覚え書きしておきます。映画を知っている人ならお分かりの通り、ロボットによるテーマパークのお話です。西部時代を模したウエストワールドというテーマパークで人間そっくりのアンドロイド(ホスト)が客(ゲスト)の相手をします。物語はそれを知っているという前提で始まります。以下全てネタバレですのでご注意。

主な登場人物
[ホスト]
ドロレス・アバナシー:農場の娘。
ピーター・アバナシー:ドロレスの父。
テディ:ドロレスの恋人。
メイヴ:娼館の女主人。
クレメンタイン:メイヴの娼館で働く娼婦。
ヘクター:無法者。
アーミスティス:ヘクターの仲間の無法者。
[ゲスト]
黒服の男:ウエストワールドに30年通っている。
[管理側]
ロバート・フォード:ウエストワールド創設者。
バーナード・ロウ:パークのプログラム責任者。
テレサ・カレン:パークの責任者の1人。
リー・サイズモア:パークのシナリオ担当者。
エルシー:パークのプログラマー。バーナードの部下。
スタッブス:パークの保安担当。

第1話 「The Original」

農場の娘ドロレスは同じシナリオを繰り返して過ごしている。汽車でドロレスの元へ帰って来る恋人テディも同じく。娼館のマダムも娼婦の娘も皆同じシナリオをループする。高額な入場料を払ってやってくる客を楽しませるために。ある時フォードの入れた"レヴェリー"というアップデータで不具合を起こすホストが続出した。運営側はシナリオを変更して大量のホストを回収し検査することにするが…。

元になった映画を知っているので、これもそういう話かな?と思うと、エピソードの1つ1つが意味ありげに見えて(実際意味があった)最初から興味を引かれまくりでした。複数の話が平行して進んでいくので気をつけないとごっちゃになりそうですが、1話では大別したら3つになるかな。

1つはドロレスの物語。ドロレスはウエストワールド最古のホスト。記憶は毎回消されるので何も疑わず農場の娘の日々を繰り返していますが、父が土の中からとある写真を見つけたことで異変が。父は不具合を起こして謎の言葉を告げた後、回収され倉庫に。ドロレスは問題なしとされてループに戻されるけど、本当だろうか…。生物は殺せない(ハエすらも叩けない)はずなのにラストでハエを叩いていたぞ…。不安をそそります。

もう1つは管理側の物語。"レヴェリー(過去の記憶の断片にアクセスするプログラム)"については運営側でも議論の種に。ロボットをより人間らしくしたいフォード、そんなことは望まないリーはアップデートを中止すべきと主張。回収されたアバナシーはプログラムにない言動をしてフォードにつかみかかる。フォードは過去の記憶の断片が再生されたに過ぎないで片付けるけど、アバナシーは自分がロボットだということに気付いた発言してたぞ…。

そして黒服の男の物語。初めて見た時は黒服の男がめっちゃ悪者に見えました。客なのでやりたい放題、ホストたちをどんなに痛めつけても意に介さない。30年通っているという彼はウエストワールドのロボット相手に残虐非道を繰り返すだけでは飽き足らず、ホストの1人を痛めつけて新しいゲームを求めます。彼はウエストワールドの奥深くには「迷路」というゲームがあると思っているようですが、それはいったい…?


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