バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2

1989年
時間 108分
監督 ロバート・ゼメキス

タイムトラベルから帰ってきたドクに未来の息子が危機と伝えられ、2015年へ飛ぶマーティ。だがその時のある出来事が原因で、戻ってきた1985年はビフが牛耳る全く違う世界になっていた。マーティンは1985年を本来の時間に戻せるのか!? 1955年、1985年、2015年と3つの時代を駆け巡るタイムトラベルアドベンチャー!

バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界では平行世界は生まれず、同じ時間軸で話が展開する設定になってます。だから未来や過去を変えるとそれが自分にも大きく関わってくるわけです。今回は未来を正し、その影響(正しくは誰かさんのせいなのですが)で変わった現在を正すためにまた過去へ行くという、3つの時代をまたがる大アドベンチャーとなっています。再び1作目に戻って、1作目を別の視点から眺め直すということをやっているので、1作目を2回楽しめるというおまけ付き。タイムものならではの面白さですね。

ところで、バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来、2015年はもう既に過ぎてしまいましたね。PART2で描かれた2015年は実際の2015年をどこまで予想できていたか!?を考えるのも面白い。映画が作られた当時から見れば2015年は30年後。30年で世界はどれだけ変わったのか、変わらなかったのか。インターネットは予想されなかったけど、車は相変わらず空を飛びませんねえ。実現できない未来もまだまだ多いですねー。でもホバーボードも自動紐結び靴もサイズ自動調節の服も夢があって楽しい。いつか実現したいものです。

なお、このシリーズのロレインやビフたちは若い役者に老けメイクを施して若者・中年・老年の3役を演じさせてます。時代や状況によって変わるロレインたちの変貌ぶりも見もの。もし未来の自分と鉢合わせしたらどうなるか!?とか2人いるマーティやドクが鉢合わせしないか!?とか、タイムトラベルの繰り返しでややこしくなってきた状況をどう切り抜けるかも面白ポイント。

<ネタバレ>

2015年でマーティが買ったスポーツ年鑑がトラブルの引き金。ドクに叱られてゴミ箱に捨てるも、前作の影響で落ちぶれてしまった老ビフがデロリアンがタイムマシンであることに気付き、マーティが捨てたスポーツ年鑑を拾う。2015年にはマーティの恋人ジェニファーも一緒に来ていたが、彼女が2015年のマーティの家に連れて行かれてしまったため、ジェニファーを取り戻すためにマーティたちはデロリアンでマーティ邸へ。マーティ邸でドタバタしている間に老ビフがこっそりデロリアンを動かしてスポーツ年鑑を若いビフに渡してしまった。

*ここでジェニファーがマーティ邸で見聞きしたことがPART3完結編への伏線にもなってますので忘れないように。

マーティとドクはビフに気付かずに1985年に戻るが、そこでは老ビフが若いビフに未来の年鑑を渡したことですっかり世界が変わっていた…。ここで一瞬あれ?老ビフが若ビフに年鑑を渡した時点で未来も変わるはずじゃないの?老ビフはなぜ変わっていない未来に戻ってこれたの?と思うのですが、これはマーティとドクの活躍で結局ビフの未来は変えられなかったから、ということですよね。マーティとドクが戻った時点ではまだ年鑑は取り返せていないので、変貌した1985年になっていたのだと思います。

ビフが未来のスポーツ年鑑を手にした1985年は酷い世界だった。ビフはスポーツ賭博で大金持ちになり町はビフの天下、ジョージは亡き者にされロレインは無理矢理ビフと再婚させられていた。マーティはビフから年鑑を手にした年月日を聞き出し、1955年に向かう。折しもそれは前作でマーティが両親を結びつけるために奮戦した深海パーティの日だった。前作のマーティやドクと鉢合わせしないように気をつけながらビフとの激しいスポーツ年鑑争奪アクションは手に汗握る。未来のホバーボードが思わぬところで大活躍。

しかし無事問題解決できたマーティたちにまた新たな問題が。悪天候で下に降りられなかったデロリアンが落雷の衝撃で消えてしまうんですね。1955年に取り残されて途方に暮れるマーティの所へ1人の男が手紙を持って…。PART3に続く。

バック・トゥ・ザ・フューチャー 3部作

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