ゴジラ対メカゴジラ

1974年
時間 84分
監督 福田純

沖縄の洞窟からキングシーサーの置物と壁画が発見された。壁画には「大いなる怪獣が現れて世を滅ぼさんとするが、2頭の怪獣が人々を救う」という予言が記されていた。折しもゴジラが出現し、破壊を始める。だがそのゴジラの前にもう1頭のゴジラが出現。ゴジラが2頭!? 片方のゴジラは地球征服を企む宇宙人が差し向けたメカゴジラだった。予言通りに復活するキングシーサー、3頭の怪獣の大バトルが繰り広げられる!

ゴジラと共に育ったような私でもブランク期間はありました。さすがに私も大きくなってきて、メガロ以降は親ももうゴジラ映画へ連れて行ってくれることはなく、今作はその期間に上映された作品。後からレンタルビデオやテレビ放送で見ましたが、リアルタイムで見ていた作品群よりは印象が薄れてしまうのはしかたがないでしょうか。BS2で録画したDVDが発掘されたので見直してみました。

これは初代ですが、やっぱりメカゴジラはいいですね! ゴジラをメカで造形する発想に拍手したい。で、あっさりメカゴジラは宇宙人が作ったのだろうと分かる宮島博士の推理力、すごい! スペースチタニウムというキーワードはあったけど、それだけで宇宙人は飛躍しすぎではと思うが、この世界ではしょっちゅう宇宙人が怪獣連れて攻めてくるので、もう宇宙人は当たり前な存在になっているのかも。なお、今作登場の怪獣は3頭だけではありません。

アンギラス

ゴジラの次に登場してゴジラとバトルするが、その真意は…!?

メカゴジラ

大宇宙ブラックホール第三惑星人が作ったサイボーグ怪獣。登場時はゴジラの皮を被っていたが、やがてメカ本体を現す。悪役だけどかっこいいのは認める。

キングシーサー

沖縄に伝わる怪獣。メカゴジラを倒すために復活。

ゴジラ

メカゴジラと戦う。同じゴジラの形をしていてもメカゴジラとは演技が異なっており、こっちが本物だっと分かるようになっているのはお見事。

<ネタバレ>

最初に登場したゴジラ、何か変なんですよね。感情がないと言うか、アンギラスを冷酷に痛めつけるところで「ゴジラってこんなヤツだったっけ?」と疑問がわく。そこへ倉庫の天井を突き破って登場したもう1頭のゴジラ! いや何で倉庫にいたのよ、いつ倉庫に忍び込んだのよ、とか突っ込みどころ満載の登場のしかたでしたが、表情豊かな演技ぶりに「こっちが本物!」と分かる。着ぐるみ演技凄いわ、台詞ないのに本物と偽物、ちゃんと演じ分けてるじゃん…! 猛然とメカゴジラに向かう本家ゴジラ、アンギラスの仇も討たなきゃいけないしね。だがメカゴジラは強かった…。

第三惑星人の正体は猿型宇宙人。一瞬、「猿の惑星」かと思ったわ(^^;。メカゴジラが故障した時、故障させたミスを上役に知られないよう画策したり、メカゴジラの修理を地球人(宮島博士)の頭脳に頼ったり、アンタ本当に科学の発達した宇宙人なの?と突っ込みたくなるような妙な愛嬌があったりする。しかも宇宙人のくせにインターポールにマークされてると言う地球への馴染みっぷり。もはや普通に悪の組織に見えてきちゃいます。

キングシーサーが参戦した第2ラウンドでゴジラはメカゴジラにリベンジを果たす。予言の「人々を救う2頭の怪獣」はゴジラとキングシーサーだったのですね。ゴジラも予言されるほどにヒーローぶりが板についてきたか…。沖縄が舞台なのは沖縄返還や海洋博と絡めているからですね。そういう時代背景も意識して見るとより楽しくなると思います。

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