アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー

2018年
時間 149分
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ

ついにサノスが動き出した。パワー・ストーンを手始めに6個のインフィニティ・ストーンを全部集め出す。ソーたちが襲われ、ドクター・ストレンジのアガモットの目を狙うサノスの部下を追ってアイアンマンたちは宇宙へ、ガーディアンズも合流、地球ではスティーブたちがヴィジョンのマインドストーンを守るために集結する。アベンジャーズはサノスがストーンを全て入手するのを防げるのか──。

ついにアベンジャーズ最大の戦いが幕を開ける! ネタバレを回避するために事前情報は一切仕入れず映画館に臨む。…仕入れなさすぎました。これが2部作の1作目ということまで知らなかったので、見終わって「えええええええ~~~~!!」となりました(^^;。いくらネタバレ回避のためと言っても、これで終わりではなく続きがあることくらいは知ってから見た方が心臓によかったです。多分。

さて。これまでチラチラと出て来たサノスとついに全面対決!となる今作ですが、サノスは地球外にいて石を集めながら動いていくので、宇宙と地球にメンバーが分かれてバトル!ということになります。ここでガーディアンズの参入となるのですが、もちろん彼らはトニーともソーとも初対面。ここで繰り広げられるソーとガーディアンズの初顔合わせがもうめっちゃ面白い。トニーとガーディアンズの初遭遇も「そりゃこうなるかもな」てな展開でやっぱり面白い。初顔合わせはガーディアンズだけでなく他にもあります。強烈な個性と個性のぶつかりあいが生み出す面白さもアベンジャーズの醍醐味ですね。

これまでのキャラ総登場なのでものすごい大人数なのに、全員にちゃんと活躍と見せ場があるのは素直にすごいと思う。しかもそれらを無理なくストーリーに組み込みつつ進めていく構成力もすごいです。ほぼバトルのみの内容にも関わらず「もう一度見たい」「何回でも見たい」と思えるシーンが多いのも作りの上手さなのか。しかもその上でサノスの心情を掘り下げることまでやってる。総じてとても完成度の高い作品だと思います。

なお、話は「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の続きから始まるのでこれは事前に必見です。「ドクター・ストレンジ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」も見ておかないと誰が誰やら分からなくなるので見ておいた方がいいです。以下、ネタバレなしの範囲で主なキャラとインフィニティ・ストーンのおさらいを。

人物関係の整理
トニー・スターク:アイアンマン。
ピーター・パーカー:スパイダーマン。
スティーブン・ストレンジ:ドクター・ストレンジ。
ウォン:ストレンジの仲間の魔術師。
ピーター・クイル:ガーディアンズリーダー。スター・ロード。
ガモーラ:ガーディアンズメンバー。サノスの養女。
ドラックス:ガーディアンズメンバー。力の強い大男。
ロケット:ガーディアンズメンバー。アライグマ姿。
グルート:ガーディアンズメンバー。思春期グルート。
マンティス:ガーディアンズメンバー。エンパシー能力者。
ネビュラ:サノスの養女でガモーラの義妹。
ソー:雷神。
ロキ:ソーの義弟。
ヘイムダル:元虹の橋の番人。
ブルース・バナー:ハルク。
スティーブ・ロジャース:キャプテン・アメリカ。
ナターシャ・ロマノフ:ブラック・ウィドウ。
ジェームズ・ローズ(ローディ):ウォーマシン。
サム・ウィルソン:ファルコン。
ワンダ・マキシモフ:スカーレット・ウィッチ。
ヴィジョン:ワンダと共にいた。
ティ・チャラ:ワカンダ国王。ブラックパンサー。
バッキー:元ウインター・ソルジャー。ワカンダではホワイトウルフと呼ばれていた。

サノス:6個のインフィニティ・ストーンを集めて全宇宙の人口を半分に減らそうとしている。
コーヴァス・グレイブ、プロキシマ・ミッドナイト、エボニー・マウ、カル・オブシディアン:サノスの部下。

ニック・フューリー:エンドロール後にのみ登場。
マリア・ヒル:エンドロール後にのみ登場。

インフィニティ・ストーン

パワー・ストーン:オーブ。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で登場。
スペース・ストーン:四次元キューブ。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」と「アベンジャーズ」に登場。
リアリティ・ストーン:エーテル。「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」で登場。
ソウル・ストーン:今回初出。詳しくはネタバレで。
タイム・ストーン:アガモットの目。「ドクター・ストレンジ」で登場。
マインド・ストーン:「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でヴィジョンの額に収まる。

<ネタバレ>

ソーと一緒にいたハルクはヘイムダルが最後の力を振り絞って地球に転送、ハルクから戻ったバナーの知らせでトニーはサノスの危機を知ることになります。ドクター・ストレンジを拉致したサノスの手下を追ってアイアンマンとスパイダーマンが宇宙に。ガーディアンズがソーの宇宙船のSOSをキャッチしてやってきて、ソーとガーディアンズが邂逅。ガーディアンズはソーとニダベリアへ行くロケット組とリアリティ・ストーンのあるノーウエアへ行くクイル組の二手に別れ、タイタンでトニーたちとガーディアンズのクイル組が遭遇し、アベンジャーズ宇宙組成立。

キャラの役割分担・配置もよく考えられているなと思いました。宇宙組は宇宙でもOKなアイアンマンとサノスと渡り合えるドクター・ストレンジ。スパイダーマンが宇宙組なのは平原では戦いにくいタイプだからでしょう。ガーディアンズのマンティス(ある意味最強)を切り札に、チームワークで見事なバトル。結果としてタイム・ストーンはサノスに渡ってしまったけど、ここはドクター・ストレンジの見た未来を信じるしかないですね。

地球に残ったバナーがスティーブたちを呼び寄せ、アベンジャーズ地球組が集結。地球組が相手にするのは主にサノスの手下たち。マインド・ストーンをヴィジョンから取り出すためにスティーブたちはワカンダに向かう。ワカンダ戦は大量の手下軍団相手の人海戦術で、これも迫力ありました。てか、あそこで普通に戦えてる生身のナターシャ凄すぎだろ…。しかしついに現れたサノスの前には地球組は相手にならなかった…(ハルクも冒頭で負けて出て来なくなってたし)。

ニダベリアでストームブレーカーを手に入れたソーが降臨、手下軍団を蹴散らしてサノスを仕留めますが、既に6個のインフィニティ・ストーンを手にしていたサノスは指をならしてしまう。そのままサノスは姿を消し、人口半分化作戦が実行されてしまう。ヒーローたちもどんどん消えてしまい……

…え!? これで終わり!? 映画館で口あんぐりとあけた私がいた…。

後で調べて2部作と判明、そそそそうだよねっ、これで終われるわけないよねっっ。この続きは次作で!!

人物関係の整理(ネタバレ)

レッド・スカル:「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」のラストで四次元キューブに消されたシュミットが、ソウル・ストーンの番人になって登場。

インフィニティ・ストーン(ネタバレ)

ソウル・ストーン:惑星ヴォーミアにあった。サノスがガモーラに探させていたが、ガモーラは見つけてもサノスには黙っていた。サノスがガモーラを犠牲にして入手。

ホークアイとアントマンが出ていないのは、彼らは司法取引をして自宅軟禁中だからだとナターシャが言及。2人とも家族持ちだから家族のためにそうしたのかな。

アベンジャーズは最初のメンバーは残ったようです。ガーディアンズではロケット(ソーと一緒に地球に来ていた)だけが残った。このメンバーで次作をどう形作っていくのか待ち遠しいです。

エンドロール後、ニックとマリアが出るが、2人とも消えてしまう。が、消える前にニックは何者かに送信した…。